CMOSの件だけでも長くなる可能性があるかと思ったのでスレッド作りました。YSSCSICD.SYS開発時、津軽開発時に調べたメモに残ってるのが、
CMOS RAM
起動デバイス
[3182H] 起動デバイス種類が (Floppy:1 Harddisk:2)
[3184H] 起動デバイスユニット番号
MX ROMの逆アセンブルでも確認。2020/05/20参照。
臨時起動デバイス
[3C28H]
MX ROMの逆アセンブルによると、パッドAボタンを押して起動すると08H (AL=08,AH=00 に分解されてCD-ROM), Bボタンで 02H (AL=02,AH=00に分解されてFD0)
シングルドライブモード(多分)
[328CH] 0:解除 1:シングルドライブモード -> [33CEH]がこのバイトを含むチェックサムになってるみたい
ドライブレターをどうやったら割り当てられるのか調べてます。
2020-10-01 23:31:01
Zoomミーティング中暇だったので(不良研究員)調べました。comp_romのソースではCMOSの後半にチェックサムがあるということですが、どうもドライブレターとかシングルドライブモードが書いてある領域は、33CEHを使ってチェックサムが変わらないように調節しているようです。そういえば津軽初期のころは、なんとかシングルドライブモードの意味を解明して津軽初回起動時のCMOSの初期化はSYSROMにさせてホスト側でシングルドライブモードを解除させようと思ってたけど、このチェックサムの意味がわからなくて断念したんだよな。今ならわかる気がする。
ちなみに、ドライブレターの割り当てですが、割り当て後、31D0~31DAに「富士通」が書き込まれます。が、これは多分いつも一定だと思います。(たまたま昨日パーティションテーブルを解析しててこれと同じ文字列をチェックしていたのでわかった。すごい偶然。)
IO8:[31D0] 95 <- SJISで「富士通」
IO8:[31D2] 78
IO8:[31D4] 8E
IO8:[31D6] 6D
IO8:[31D8] 92
IO8:[31DA] CA
それで、ドライブレター割り当てですが、以下のようになっているようです。33CEHはシングルドライブモードの変更でも値が変わって、それ以外が増加した分減らして全体のサムが変わらないように調節しているように見えます。
ということで、これをもとにHD Image用ブートローダーにCMOS設定機能を追加してみます! 実現すれば津軽またはUNZ上で作ったHDイメージとSCSI仮想化ツールだけあればCMOSが死んだ状態から起動可能まで持っていけるはずです!
。。。。今日と明日はミーティングが山のようにあるんだよな。さすがにミーティング中にMASMプログラミングはできんから週末の作業だな。
IO8:[31DC] 00 <- 多分Aドライブ
IO8:[31DE] 00
IO8:[31E0] 00 <- 多分Bドライブ
IO8:[31E2] 01
IO8:[31E4] 05 <- 多分Cドライブ
IO8:[31E6] 00
IO8:[31E8] 02 <- ここが変わった (割り当て前FF)
IO8:[31EA] 00 <- ここが変わった (割り当て前FF) 上位4ビットがSCSI ID, 下位4ビットがパーティションぽい
IO8:[31EC] FF
IO8:[31EE] FF
IO8:[31F0] FF
IO8:[31F2] FF
IO8:[31F4] FF
IO8:[31F6] FF
IO8:[31F8] FF
IO8:[31FA] FF
IO8:[31FC] FF
IO8:[31FE] FF
IO8:[3200] FF
IO8:[3202] FF
IO8:[3204] FF
IO8:[3206] FF
IO8:[3208] FF
IO8:[320A] FF
IO8:[320C] FF
IO8:[320E] FF
IO8:[3210] FF
IO8:[3212] FF
IO8:[3214] FF
IO8:[3216] FF
IO8:[3218] FF <- 多分Pドライブ
IO8:[321A] FF
IO8:[33CE] 45 <- ここも変わった。↑で増えた分減ってるっぽい。多分チェックサム一定化調整。
2020-10-02 00:32:27
随分と前のことですが、モデル2のブートロムを追っかけたことが有って、その時に作成した使用CMOSの資料が有りました。
何分素人が逆アセして目で追いながら作成した資料ですので、間違っている部分も多いとは思いますが役に立てばと思い此処に書き込んでみます。
3180 ?(bit0をチェックしている)
3182 ?
3184 ?(3182とセットで使用 3184→AH,3182→AL)
318E ?(ジャンプテーブル?のベース)disk_command_04
3190 ?(上記テーブルで使用? 3198まで?)
3192 ?
3194 ?
3196 ?
3198 ?
319A ?(読んだあと、and al,0CFh xor cl,al jzと続く)
319C SS(現在のSS:SP)
319E SS
31A0 SP
31A2 SP
31A4 SI
31A6 SI
31A8 SP(ローカルSP)
31AA SP
31AC ?
31AE ?
31B0 ?
31B2 ?(起動時にクリアされる)
31B8 ?(起動時にクリアされる)
31BE ?
31CC ?
3A50~3A5A ?
3A64 ?SP(割り込み処理で使用)
3A66 ?SP
3A68 ?SS
3A6A ?SS
3A6C ?(MasterPIC IMR)
3A6E ?(SlavePIC IMR)
3A70 ?(割り込み要因レジスタの値)
3A98 ?
3B50 ?
3B60~3B6E CD_CMOS_PARA
3B70 CD_CMOS_DATA0
3B72 CD_CMOS_DATA1
3B74 CD_CMOS_DATA2
3B76 ?
3B78 CD-CMOS_DATA3
3B7A ?
3B7C ?
3B7E ?
3C22 ?
3C24 起動時のDX
3C26 起動時のDX
3FC6 ?
3FC8 ?
2020-10-02 11:09:53
ああ、ごめんなさい。
上の資料は元々モデル2で逆アセしてたのですが、途中でHCになったので混在している可能性が有ります。
2020-10-02 11:11:43
たまにはこっちにも書いてみます(?)
TownsOSや起動時の処理に影響するCMOSの内容を、既知の物も含め2点あげておきます。
3C1A 起動時メモリ診断モード(0=通常モード、1=簡略化モード) 3代目あたりから有効
3AD8 各種フラグ (bit7が1の場合、高解像度モードモードON) ハイレゾ機で有効(とはいっても起動時に参照するわけではない)
2020-11-07 12:31:39